家庭裁判所ってどんな所? - 相続で揉めたときの調停について

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家庭裁判所ってどんな所?

遺産で親族同士が揉めて解決が難しい場合、遺産で揉めたら家庭裁判所に調停を申し立てて解決へと導きます。
しかし裁判所は滅多に訪れる場所ではないので、一体どういう所になっているのか不安に思っている方も多いでしょう。
そこで家庭裁判所そのものについて、説明します。

裁判と聞くと罪を犯した人が裁判官の前に立ち、弁護士・検察の立会いの元で審議が行われ、罪を言い渡されるシーンを想像するかと思います。
確かに罪を犯した人に対して審議を行うのも裁判の仕事で、実際に家庭裁判所でも少年事件を取り扱うことはあります。
しかし罪を犯してしまった少年には、裏にとても複雑な事情を抱えている場合があります。
事件を起こしてしまった少年には一体どういう背景があり、何が原因で罪を犯したのかを追及するのが家庭裁判所の仕事です。

他にも家庭裁判所は、「家事事件」を取り扱うこともあります。
家事事件には「審判事件」と「調停事件」の2つに分かれ、更に「審判事件」は「甲類事件」と「乙類事件」の2つに分類されます。
「甲類事件」は当事者同士が争うものではなく、公益に関することを取り扱います。
例えば名前変更の許可・養子縁組の許可、また相続そのものを放棄する「相続放棄」も甲類事件に入ります。
「乙類事件」は当事者同士が対立して争う事件を取り扱います。
例えば親権者の指定や変更・養育料の請求等が当てはまり、遺産のトラブルも「乙類事件」に含まれます。
そして「調停事件」は家庭に関する事件を取り扱うもので、夫婦関係のトラブルや離婚等が当てはまります。

悪いことをして警察に捕まったのならばまだしも、遺産について話し合うので、そこまで気を張る必要はありません。
寧ろ当事者同士では難しい問題を裁判所が取り持って解決してくれるので、これまでのしかかっていた負担はかなり軽くなる筈です。
相続はとてもデリケートな問題になるので、簡単にはいかないこともあるでしょう。
家庭裁判所は、問題解決へと誘ってくれる場所なのです。