遺産分割調停の流れ - 相続で揉めたときの調停について

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遺産分割調停の流れ

遺産の問題を家庭裁判所で解決するには、どういう流れになっているのでしょうか。
かなり簡単な説明になりますが、取り上げて見たいと思います。

まず大前提として行われるのが、遺産分割協議です。
どの財産を誰が相続するのかを相続人で話し合い、お互いが納得したのならば、この時点で相続の話は終わりです。
正しくは協議が終わった後も色々と手続きが必要となるものの、円満に解決が出来ればそれに越したことはありません。
しかし必ずしもお互いが納得するとは限らず、余計に話がこじれることもあるでしょう。
話が一向に進まない場合は、家庭裁判所へ調停の申立てを行います。

裁判を介して話し合いを行うには、申立書が必要です。
申立書のヒナ形はネットでもダウンロード出来ますが、念の為に裁判所まで問い合わせた方が良いでしょう。
他にも収入印紙・郵便切手・戸籍謄本・住民票を揃え、裁判所へ提出します。
そして申立てが受理されると、裁判所から出頭するように呼び出されます
話し合いの際にはお互いに顔を合わせず調停委員が間に入って進められるので、心理的負担はそんなに重くはならないかと思います。
話し合いはお互いに納得するまで、何度も何度も行われます。

調停で話がついたら、裁判所から「調停調書」が作成されて調停は終了です。
調停調書の持つ法的効力は絶大で、調停で決められたことを強制的に実現させることが可能です。
ただし何度も話し合いをしたにも関わらず、それでも納得がいかないという場合も十分にあり得ます。
寧ろ最近は多くなってきています。
その時は「調停の不成立」となり、審判へと持ち越されてしまいます。
わざわざ改めて審判の申し立てを改めて行う必要はありませんが、ここまで来ると気分も滅入るというものです。

審判でも決着が着かなければ、裁判へ持ち越されます。
裁判となると血の繋がった親族を相手に、戦うことになってしまいます。
裁判で判決が出れば、後はどんな事情があっても従うのみです。