調停にかかる期間は? - 相続で揉めたときの調停について

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調停にかかる期間は?

裁判となると、長い期間がかかることを覚悟しなければならないのでしょうか。
確かに刑事事件であれば、事件にもよるものの長い場合で10年・20年と続いているケースもあります。
でも遺産のことで話し合われる調停に限って言えば、ほとんどは1年以内に終わると見て良いでしょう。
目安として5回~10回くらいとなっています。

ただし調停回数に特に制限は無く、当事者が希望すれば10回も20回も行うことが出来ます。
現に終了まで、3年以上かかったケースもあります。
つまり遺産の調停にかかる日数は、「ケース・バイ・ケース」といった所でしょう。

しかし最近は、長期化している傾向にあるようです。
一昔前では2~3ヶ月で終わっていたにも関わらず、今は短くても半年近くかかるケースが増えて来ています。
理由は色々考えられるかと思いますが、1番の要因としてあるのが家族の形が複雑になってきているからでしょう。
また当事者に余裕が無くなったのか、「譲り合い」の気持ちが薄れてきているのも大きいです。
相続財産は少なくなってきているものの、少ないからこそ難しくなっているのです。

調停はなるべく早く迅速に終わらせるに、越したことはありません。
長期化すると当事者にとってはデメリットにしかならず、余計な負担が増えるだけです。
毎日通う必要はないものの、時期が来れば裁判所へと出向かなければいけません。
その為に体力や経済的な負担だけでなく、精神的にも厳しくなります。
人間なので、時には感情的になることもあるでしょう。
どんなに冷静さを装ったとしても、流石に限界はあります。
長期化した所で、得られる財産はどうしても限られてしまいます。

でも長期化を避ける為とは言え、ご自分が引く必要はありません。
もちろんどうしても譲れない部分は毅然とした態度で意見すべきですが、引くべき所は引くことも重要かと思います。
お互いが譲り・譲られるようになれば、調停の長期化も避けられるでしょう。