調停準備 - 相続で揉めたときの調停について

調停準備

遺産分割調停を行うには、様々な書類がどうしても必要となります。
弁護士に頼めばある程度は準備してくれるかと思いますが、予め何が必要かは知っておいた方がいいでしょう。

まずは「遺産分割調停申立書」です。
これが無ければ調停に進むことが出来ません。
家庭裁判所の窓口でもらえますが、最近は裁判所のホームページからでもダウンロードが出来るようになっています。
次に被相続人と、申立人と相手方の戸籍謄本が必要となります。
こちらは弁護士さんから「自分で用意するように」と頼まれるかもしれません。
他にも住民票や当事者等目録(親子関係や兄弟姉妹関係が一目で分かる表)も、必要となります。
そして忘れてはならないのが、「土地遺産目録」「建物遺産目録」などの遺産を記した目録です。
これらは「必ずしもこの書面で提出するように」という決まりはなく、調停委員と裁判官が見て分かるものであれば問題無いでしょう。
また「固定資産評価証明書」や「登記事項全部証明書」も、合わせて準備しておきましょう。

そして準備が出来れば、いよいよ調停へと移ります。
調停の際には、必ず正直に話すようにして下さい。
もし嘘をついてしまうと相手側から遺産を隠しているのではと疑われ、調停が長引く恐れがあります。
また調停委員が受ける印象もかなり悪くなるので、どんな事であっても正直になるべきです。
「正直者がバカを見る」と言いますが、調停においては「嘘つきがバカを見る」なのです。

更に遺産をどうしたいのか、自分の気持ちを包み隠さず話して下さい。
本音を言えば「お金が欲しい」でしょうが、中々簡単には言える物ではありません。
でもそもそも調停は遺産を誰が幾らもらうかを決める場であるので、お金が欲しいのならば素直に「お金が欲しい」と伝えましょう。
そして出来るのならば、なるべく具体的に欲しい金額を言うようにしましょう。
ケース・バイ・ケースになるので一概には言えませんが、欲しい金額を予め伝えることこそが、調停を有利に進める鍵になるのです。